2016年9月初め、京都の町家再生見学会

日本デザイン学会の環境デザイン部会の京都町家再生見学会が開かれ参加しました。
京都駅近くの再生町家で、最初にこの見学会を企画された京都芸術大学の藤本先生による基本説明があり、京都市のこのプロジェクトを担当した役人からの詳細説明がありました。まず、説明会を行った再生町家は人々の会合などを開催するパブリックな使用例で、その周りに民間建設業者が造った木造町家モデルハウスをも見学しました。
その後、堀川ハウスという戦後できた近代的鉄筋コンクリートの集合建築で老朽化していたのをリニュウアル再生した物件でした。
1階が商店で2、3階が住居で2階にテラスがあり、1階のコミュニティスペイスで詳細説明を受け、新旧の現場を見学しました。勿論、リニュウアルされた方が明るく現代的インテリアになり住み良くなってました。
3番目と4番目の見学場所は江戸時代から残る町家を大幅改修せずに、IT関係の事務所として活用している例で、新旧のコントラストが興味深かったです。

«一覧に戻る