2017年9月 京都の迎賓館、相国寺、大徳寺を訪問

2017(平成29)年9月、京都の迎賓館、相国寺、大徳寺を訪れました。

2005(平成17年)京都に来られる国賓をお迎えする施設が出来ました。平屋で池の中庭を囲むプランで木造の数寄屋を感じさせる繊細、優美な建物で、広間壁面の日本画や天井の照明、調度類も日本の伝統、造形の素晴らしい物でした。庭園は建物が平屋なので水平をイメージし、立石より伏せた景石の造形を感じさせられました。京都の造園業者が協力して完成させたもので、総監督の佐野藤右衛門さんは私の修行させて頂いた恩師です。

禅宗の臨済宗相国寺を訪れました。京都御所の北側で京都五山の第二位の格式の名刹ですが、明治以降は同志社大学の敷地に取られています。金閣寺や銀閣寺も一門の寺院です。
宝物殿には若冲や応挙など国宝、重要文化財も多く収蔵されています。

京都御所を訪れました。現在の御所は室町時代からで平安京時代の御所からは東に建てられました。
御所のある御苑は敷地全体は約70万㎡あり、その中心に内裏があり、その中心に紫宸殿や天皇の住まいの小御所や清涼殿などの建物が残してあります。庭園は紫宸殿の前庭は白洲広場で左右に梅と橘が植えられています。小御所前には寝殿作りの庭園が現在でも鑑賞できます。

大徳寺を訪れました。禅宗の臨済宗の大寺院で中央伽藍の周りに戦国大名の多数の有名支院(塔頭寺院)があり、それぞれ方丈建築と様々な枯山水庭園があります。朱色の楼門は茶道の千利休の逸話で有名で茶道と強く結び付いています。

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