2009年3月トルコ調査報告

トルコは東西文化の融合した文化文明の地と言われていますが、トルコの基底には古代東ローマ文化文明(ビザンチン文化文明)があり、その上にイスラム遊牧民文化が融合していることが解りました。
イスタンブールは古代ローマ時代はコンスタンチノープル(ローマ皇帝、コンスタンチヌス)であり、一番古いイスラム教のモスクはキリスト教の教会:アヤソフィアを改修したもので、それを手本にアーチを使った大きな吹き抜け空間のモスク(ブルーモスク)が出来てイスラム教国に広がりました。
オスマントルコのスルタンのトプカピ宮殿とハーレムも豪華でした。
古代ローマの巨大な植民都市遺跡のエフェソスを訪れ、大小屋外劇場や華麗な図書館などが並ぶ舗装されたメインストリートは往時の繁栄が偲ばれました。
古代ギリシャ遺跡のトロイや古代ローマ都市と温泉のあるパムッカレ、奇岩景観の洞窟都市とキリスト教洞窟教会のカッパドキアなどを巡りました。

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