2016年8月末〜9月初め、青森から十和田湖巡り。

久しぶりに青森の文化施設を巡りました。最初に縄文時代の「三内丸山遺跡」を訪れ、広大な地域に復元された巨大な櫓(やぐら)や長大な建築や住居や墓地、様々な縄文土器類に圧倒されました。
その後、「青森県立美術館」へ行き、棟方志功や奈良美智など新旧の青森の著名な作家の作品を見て回り、古代より現代に続く青森の文化、風土を堪能しました。
そして、台風後の美しく晴れ渡った空と十和田湖の静寂の美しさと緑陰の奥入瀬渓流の清々しさに感動しました。
次に、十和田湖麓の秋田県側の小坂町にある文化財の和洋折衷劇場の「康楽館」を訪れました。
そこに隣接する30年ほど前に私が設計した、和風公園の「康楽園」を回遊しました。良い空間になっていましたが、樹木が大きくなっていて、一部に台風によって落ちた枝葉が散乱していました。
その後、天守閣が移設工事中の「弘前城」から津軽半島の「太宰治の斜陽館」で豪華な建築と恵まれた太宰の幼少期に思いはせ、そこから津軽富士を背景にした夕日に映える美しい形の「鶴の舞橋」を訪れました。

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